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赤タカ現代2
2009年11月11日 (Wed)
CATEGORY:小話
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現代タカ丸さんがちゃんと出てこない赤タカくく…
次くらいには出したいです、うん。
赤タカの現代設定の高校は男女共学です。
金タカのほうは男子校ですけれど。
青い空を見ても英文のかかれた黒板を見ても授業をうけるクラスメイトを見ても、
視界にはずっと血と男の髪がちらつくようで、気持ちは重い。
だからあの夢は嫌だ。
でもあの夢でしかもう、俺の名前を呼ぶあいつの声は聞けないんだ。
だから、だからいっそう泣けてくる。
無駄な期待や幻想はさっさと捨ててしまいたい。
(なのにどうしてあいつは、)
また例の悪夢なの、と雷蔵に心配そうに尋ねられたのをを思い出す。
いつだったかだいぶ昔に朝から死にそうな顔をしていると問い詰められて、
悪夢を見る持病があるんだと苦笑したことがあった。
内容は言っていない、言えない。
何百年も昔の生まれてくる前の記憶を引きずっているなんて馬鹿みたいだ。
雷蔵もやはり相変わらず雷蔵にひっついてばかりの三郎も、八左ヱ門も、
当然ながら俺と出会うのは初めてで、
初対面で「久しぶり」と言いそうになったのは俺だけだった。
当たり前だろ、俺のがおかしいに決まってる。
なんの縁か、この高校には昔の忍術学園の生徒が多いが、
誰一人として俺のことや昔の自分を知っている者はいなかった。
どうして、俺だけが、覚えてなくてはいけないんだろう。
(どうせあいつだってそう)
覚えてないほうがいい。
最初っから覚えていなければ、
忘れたいと思うことも忘れられなくて泣くこともなかった。
もうあいつに苦しめられることもなかった。
泣きそうになって思わず唇を噛んでうつむくと、
視界にさらにくっきりとした赤がなびいた。
「っ…!」
幻覚でも夢の名残でもない。
あの、赤だ。
昔のような束ねられるような長さはないも一般より長い髪は、
毒々しくて目に痛くてでも視線をそらせない、そんな赤だった。
(斉藤タカ丸)
堂々と2限目から出席らしい見た目の派手な赤髪の男は、
最近うちの高校に転入してきたカリスマ美容師の息子で、
訳はしらないがダブったかどうだかで年上のくせに1年生。
また後輩として同じ学校に通うことになったその男は、
まさに夢で死んだあの男だった。
でもあの男がもう「兵助」とこの名を呼ぶこともなければ、
俺のことを愛することなど、きっとありはしないんだ。
それなのに、まだあの男は俺を泣かせる。
不平等だ。
俺のためにお前は泣いてくれないんだろうに、
俺はお前のその髪の色を見ただけで泣きそうにならなきゃならない。
(嫌いだ、嫌いだ、赤なんて)
遊び人だ来る者拒まず去る者追わずだと噂されるお前は、
俺のことなど覚えていないに決まっている。
覚えていたら、お前は俺しか見ないから。
みっともないくらいお前に惚れてしまっていた俺と同じだけ、
お前も確かに俺に惚れてたから。
俺を忘れたお前を見るくらいなら、夢だけでよかった。
朝起きて、泣いて泣いて、
それでも「兵助」と呼ぶ声に縋って生きて、愛していたかった。
短くなった赤髪をぐっと睨んで泣きそうなのを堪える。
昔なら俺がぐっと睨めば意地悪く余裕で笑ってきたくせに、
今じゃあもう、視線が交わることもない。
そしてきっと、これからもない。
(だって斉藤タカ丸は俺の腕の中で死んだのだから)
***
前世の記憶があるのは久々知だけっていう設定です。
この先きっと他4年とかもでてくると思います。
タカ丸について詳しくはこの先書いていければなあと(行き当たりばったりコワイ)
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